「ビーバップ」で一世風靡の人気俳優 不安障害、アルコール依存症だった

 仲村トオルとW主演した映画「ビー・バップ・ハイスクール」などで80年代にアイドル的人気を誇った俳優・清水宏次朗(55)が20日、フジテレビ系で放送された「直撃!シンソウ坂上」に出演。不安障害からアルコール依存症になっていたことが明かされた。

 番組では昨年7月から清水に密着。当時、「足に力が入らない。体が言うことをきいてくれない。数ミリの段差でけつまずく…」と歩行が困難な状態で、妻の手を借りなければ立ち上がれない日もあったことや、「ろれつが思うように回らなくなる時がある」ことなどが明かされた。

 異変に気付いたのは10年ほど前。寝ている間、枕がびしょびしょになるほどの多量の汗をかいたという。昨年、病院でさまざまな検査を受けたところ、「不安障害」と診断された。

 不安障害とは、慢性的に激しい不安感に襲われるもので、発汗、息切れ、めまい、手足の震えなどの症状がみられることもあるという。

 医師は清水に向かい「不安を紛らわせるために、アルコール依存症になっていった」とアルコール依存症とも診断。依存症で膵(すい)臓にダメージを受け、歩行困難などの症状が出るようになったという。

 不安の原因について、清水は「昔の僕と今の僕とでは、全然違う、誤差が出てきたところの不安」と語った。

 診断を受け、断酒と投薬治療を続けた清水は1月末、同番組の取材に対し、「動こう、って気が起きてきた。自分の中ではすごくポジティブになってる」と明るい表情で語り、テンポよくウォーキングする姿も披露していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス