文字サイズ

雪組退団の望海風斗「20年が区切りかなと」 同時退団の真彩希帆は「私も一緒にと…」

 宝塚歌劇団雪組トップスターの望海風斗が18日、大阪市内のホテルで退団会見を行った。

 10月11日に東京宝塚劇場で上演される「fff-フォルティッシッシモ-~歓喜に歌え!~」「シルクロード~盗賊と宝石~」千秋楽で退団する望海は「男役が大好きで、宝塚の舞台に立ってる時間が人生で一番幸せな時間。決断するのに勇気がいったけど、最後まで男役を楽しんでる姿をみていただきたい」と思いを口にした。

 横浜市出身で2003年4月「花の宝塚風土記」で初舞台を踏み、花組に配属。14年に雪組へ組替えとなり、17年に雪組トップスターに就任した望海は、退団を決意した瞬間について聞かれると、「トップという立場にならせていただいたとき、2020年が1つの区切りかなと思った」と告白。

 組の仲間には16日に伝えた。「東京のお稽古が終わった後。みんな次の大劇場作品が決まった後、覚悟してたみたいで」と雰囲気を振り返り、「伝えるときに少し早い“退団ブルー”が来た。伝えるまでの数日がつらくて…。言ってしまったら、カウントダウンが始まる。みんなと作品を作ることができないんだなと。(伝えたときは)先に私が涙しました」と明かした。

 宝塚歌劇団の小川友次理事長は「(16年の)『ドン・ジュアン』をやったとき、すごくなる予想をしていた。(17年に)トップになった後はロベス・ピエールの作品とか『ファントム』(18年)、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』(20年)は三拍子(歌・芝居・ダンス)そろってたけど、そこに望海の人柄が作品に重なり、重厚さを入れてくれたと思ってる」と絶賛。同時退団する娘役トップ・真彩希帆とのコンビについても「歌唱力コンビという部分では平成、令和で宝塚歌劇団を代表するトップスター」と労われた。

 静かに何度もうなずきながら聞いていた望海は、特に評価が高い歌唱力については「私にとって歌が、奥底にある思いみたいなものを一番伝えられるもの」と自負を明かした。

 真彩への思いを質問されると、「この作品で退団しますと伝えたとき、『私も一緒に退団していいですか』と聞かれた。一緒にスタートして一緒にゴールを目指していくのもありがたいと思った。退団を決めても変わらず、お客さまに喜んでもらえるものをということと、1作ずつ確実に成長して行こうという思いを持ち続けるという話をしたし、彼女もそういう思いでやってくれてるのは変わりない。とても心強い」と話した。

 また、聖火ランナーの大役で横浜市を走ることには「話をいただいたときはビックリ。『私、走れません』『200メートルです』と」と笑った後、「公表後は周りの反響がすごくて、思ってる以上にすごいこと。生まれ育った大好きな横浜で聖火ランナーを務めることは幸せなこと」と力を込めた。

 子供のころからあこがれた宝塚を愛する気持ちを持ち続ける望海は「退団後も表現することを続けたいか」と問われ、「こればっかりやってきたので…。まだ分からないけど、これからゆっくりと何をしたいか向き合いたい。今は男役以外の自分が想像できない」と話すにとどめた。結婚の予定を聞かれると、「結婚はもちろんないです」とおどけるように返して笑いを誘った。

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    芸能最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス