ＮＨＫは１３日、東京・渋谷の同局で４月期からの新番組発表と、新キャスター会見を行った。朝の看板ニュース「おはよう日本」は、現行の高瀬耕造アナウンサーが続投し、夜の「ニュースウオッチ９」から異動する桑子真帆アナとコンビを組む。２人が同じ番組で仕事するのは初めてという。

　桑子アナは「今とは生活がガラリと変わり、計算したら、今寝ている時間に起きるらしく、内心不安です」と笑顔で挨拶。番組を朝夜で入れ替わることになった和久田麻由子アナから「早起きは三文の得」と助言されたそうで、「早く慣れて、皆さんが明るく前向きに１日をスタートすることをお手伝いできれば」と語った。

　新たにコンビを組む高瀬アナについては、「画面を通じてしか、仕事の高瀬さんをみたことがないのですが、緊急放送の時は頼りになり、普段はおちゃめなところが、魅力的ですね」と語った。

　現在、高瀬アナとコンビを組む和久田アナは、高瀬アナの対策について「緊急報道の際は本当に頼りになりますが、放送の中でいつどんなボケやボヤキがくるのか予想できませんので、リベロになる、どんな球が来ても打ち返す、時には跳ね返す」とアドバイスを送っていた。