斉藤兄弟 「何でも屋」に挑戦 依頼料は名前にちなみ3110円

 双子俳優「斉藤兄弟」として知られる、斉藤祥太(34)と斉藤慶太(34)がデビュー20周年記念企画として、“何でも屋”に挑戦することが9日、分かった。本職の役者業はもちろんのこと、スポーツインストラクターなど保有資格を生かす仕事や、経験のある内装工事に雑務まで、企業やファンから寄せられたオファーに応えて、20年間の恩返しにする。

 2人そろってでもソロでも、1人分の依頼料は「斉藤」にちなんで「3110円」。応募は所属事務所・44プロダクションの公式サイト(http://44production.jp/)で、「斉藤」にこだわった締め切りの3月1日午前10時まで受け付ける。

 「3110キャンペーン」と名付けた企画を、弟・慶太は「事務所と相談して、芸能史上誰もやらなかったことを20周年だしやろうと思いました」と説明。兄・祥太は「何でもやります!!誰だと思ってるんですか?斉藤さんだぞ、ぺっぺっぺっ!!」と同姓のよしみでトレンディエンジェルの有名ギャグを拝借し、意気込んだ。

 デビューは2000年、昼ドラの人気シリーズ「キッズ・ウォー」に、まずは祥太が出演。撮影現場に見学のため訪れていた慶太もスタッフの目にとまり、“セット出演”が決まった。二人三脚で歩んだ芸能生活を振り返って、慶太は「20周年は正直、実感はないかな…。気付いたら、って感じです。考えると20年は長いですね」と感慨深げだった。

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