NHK Eテレ「バリバラ」で「部落問題」…きちんと考える出発点に
NHK大阪放送局で6日、定例の局長会見が行われ、Eテレ「バリバラ」(木曜、後8・00)で6日、13日と2週にわたり部落問題をとりあげた番組を放送することについて説明された。
同番組の森下光泰チーフプロデューサーは「バリバラはバリアがどうしたらなくなるかをみんなで考える」と説明。「部落問題については当事者の方からも取り上げてほしい、という声もありました。今回、きちんと考える出発点にしたいと思っております」と話した。
6日と13日の放送では、被差別の歴史を持つアフリカ系アメリカ人たちの視点を交え、現代の部落問題を考える。大阪市内の部落をたずね、地域に暮らしてきた人々の思いに触れ、部落の歴史や文化を掘り下げる。スタジオには部落にルーツを持つ6人も出演する。
