堀ちえみ、生放送でがん患者へエール「諦めないでという気持ちでいっぱい」

 舌がんの手術を受け、1月に本格仕事復帰したタレントの堀ちえみが4日、日本テレビ系「news every.」に生出演。復帰して以降の生活について自分の声で語った。

 堀は1月にテレビ朝日系「徹子の部屋」で術後、初めて肉声で復帰。それから約1カ月が経過したことで、本格復帰以後の生活について「復帰と言っても、そんなに仕事をしているわけではないので、休養中とそんなに変わらない」としっかりした口調と、手振りをまじえて説明した。

 藤井貴彦アナから「会話はもちろんできているが、どれぐらい時間がかかったのか?」と聞かれると「舌がんになった人が少ないということもあり、データがそろっていなかったりしたので、人によっても切除範囲によってもリハビリはそれぞれ違う。どれだけしゃべれるようになるかは憶測でしかない」と前置きした上で「わかっているのは、やればやるほど調子が良くなって前を向いて進んでいける」と語った。

 闘病を支えた家族については「みんな厳しい」「悲しむ暇も無かった。同情もしてくれなかった」と苦笑い。ただ「私とは全く違う痛み、辛さを私とは違う部分で、私には言えない悲しみを背負ってしまったと思います」とあえて厳しい態度で堀のリハビリを支えた家族の心中をおもんぱかった。

 また、現在がん治療を行っている人へは「公表するに当たって、私も悩みましたけど、私が早期発見できなかった悔やみが自分の中にありましたので、私が公表することによって何か少しでも小さな種でもいいから、そういうものになって、検査をしようという気持ちになって頂きたいし、苦しい思いをしてらっしゃるたくさんの人に諦めないでという気持ちで一杯です」と語っていた。

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