氷川きよし 新曲「母」を初歌唱「一生大切にしたい曲」…デビュー20年

 歌手・氷川きよし(42)がデビュー記念日の2日、東京・中野サンプラザで、全国ツアーの東京公演を行った。会場は初コンサートを開催した思い出の場所で、デビューから丸20年となった節目を、ファン2200人がそろえた「おめでとう」の声とケーキで祝福した。

 氷川は「素晴らしいお客さまのおかげで今日の日を迎えられました。21年目ですけど、歌の道を0からスタートする気持ちです」と初心に返って、デビュー曲「箱根八里の半次郎」やGReeeeNからの提供曲で『2月2日』がテーマの「碧し」などを届けた。

 作詞家・なかにし礼氏(81)が手掛けた新曲「母」(4日発売)も初歌唱。故郷の福岡で暮らす67歳の母親を思い浮かべて、「背が高くて、自分と顔も性格もそっくり。レコーディングしてすぐ聞いてもらったら、『よか歌やんね』とサラッとしてて…。親戚のおばちゃんはわんわん泣いてくれました。一生大切にしていきたい曲です」と“親孝行ソング”に誇らしげだった。

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