モーリー氏、宮迫動画の評価の低さは「テレビ復帰の2軍として利用された反発」と分析

 ジャーナリストでミュージシャンのモーリー・ロバートソン氏が30日、日本テレビ系「スッキリ」で、雨上がり決死隊の宮迫博之がYouTubeで配信した謝罪動画に対し、ネットでは厳しい声が数多くあがっていることに、「テレビ復帰の2軍として自分たちが愛している媒体を利用された反発があったのでは」との分析を披露した。

 番組では、宮迫が配信した動画について特集。宮迫はブログとともにYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を開設し、まずは闇営業問題で迷惑をかけた関係者やファンへ謝罪。そして相方蛍原ともう一度お笑いをやりたい、という思いなどを吐露し「チャンスを下さい」と訴えていた。

 これにモーリー氏は謝罪自体は「真摯に受け止めた」とするも、「チャンスを下さい」というコメントについて「結局、もと居たテレビや、芸能界に(戻る)チャンス下さいと、YouTube視聴者は受け取ると思うんですね」と、ネット視聴者の心理を推測した。

 宮迫の動画は30日午前9時30分現在、高い評価が5・3万人に対し、低い評価が9・4万人と2倍弱もの差がついている。コメント欄には厳しい言葉も相次いだが、「マイナスのコメントが多少相次いだ理由は、YouTube側に本気で寄ってきてない、ここに腰掛けてテレビ復帰の2軍として、自分たちが愛している媒体を利用されたという反発があったような気がするんですね」とコメントした。

 加藤浩次が「謝罪VTR配信は必要か?YouTubeなら何をやってもいいんじゃないかと思うが」と、YouTube上での謝罪の必要性に疑問を投げかけたが、モーリー氏は、ネット動画を見る人達は「不祥事おきた芸能人がお詫びをするのは、紋切り型の嘘くさい儀式にしかみえない」と思っているとし「YouTubeの中ではむしろ、そのウソ臭さの内面を暴露するぐらいの本気を期待される」と語った。宮迫の場合は「お行儀が良すぎる、体制寄りで表舞台に出るきっかけ作りをやっている、だからセコいと…」と受け取られているのではと分析した。

 そして「媒体が変わると、姿勢そのものが、なら来るなよ、謝ってテレビに出してもらえということになっちゃう」とも語っていた。

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