反社会的勢力との闇営業問題で活動を休止している雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）が２９日、ＹｏｕＴｕｂｅで一連の騒動を謝罪する動画を公開し、昨年７月の記者会見以降、初めて一般に向けて肉声を届けた。

　宮迫の母・勝子さん（７５）が同日、大阪・茨木市内で取材に応じた。この日の動画アップについてはテレビ報道で知ったという母は「まだ見ていない。ＹｏｕＴｕｂｅの登録をしないと」としたが、ＹｏｕＴｕｂｅでの活動は、昨年１２月に宮迫本人から報告を受けていたことを明かした。

　勝子さんによると、年末年始の代わりに昨年１２月中ごろに実家に帰った宮迫は元気な様子で、時期こそ明言しなかったが「ＹｏｕＴｕｂｅの準備をしている。僕を信用して待っといて」と話していたといい、「これからは毎日見れるで」と頻繁な更新を示唆したという。

　また、明石家さんま（６４）の個人事務所預かりという形になっている宮迫は、「あそこまでしてくれるとは思わなかった」とさんまに感謝していたとした。さんま主催で昨年１１月に都内で開催された「囲む会」については話を聞いていないという。

　今後は「本人のやりたいようにやればいい」とした勝子さんだが、昨年６月の処分からの時間を聞かれ、「長かった」と本音を吐露。ただ、昨年７月に宮迫とともに謝罪会見した後輩のロンドンブーツ１号２号・田村亮（４８）の復帰会見が３０日にあることから、「何でもう１日待たんかったんやろうね」と気にしていた。