中川大志 中学生ぶりのバスケに「身体の衰え…」

 俳優・中川大志(21)が25日、都内で、BS-TBS系ドラマ「左手一本のシュート」(3月14日、後9・00)の会見に登場した。

 周囲の支えやリハビリを乗り越え、病と闘った少年が起こした奇跡を描く作品。実話から書籍化までされ、ついにドラマ化された感動作だ。

 中川は、主人公・田中正幸さん(当時19歳)を演じる。撮影は順調に進んでおり「やればやるほど立ち上がって夢に向かっていく強さを感じている」という。田中さんが実際に通った病院もロケ地となり「この景色を見ていたのかな」と丁寧に挑んでいる。

 中学時代にバスケ部だった中川は「久々にボールを持ちまして、まず身体の衰えに落ち込んだ。左手だけのシュートは初めてなので練習しています」と昨年12月頃から練習を開始。プレッシャーを感じながらも「朝9時に集合してめちゃくちゃ走って、青春も感じています」と笑った。

 同局は開局20周年記念し、パラリンピックをテーマにした番組を三夜連続で企画。「左手-」は、その第2夜で放送される。

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