宍戸錠さん 頬にシリコン埋め悪役に転向 独特存在感…13年に自宅全焼の不運

 豊頬物質除去手術を前に会見する宍戸錠さん=2001年3月
 宍戸錠さん=2013年撮影
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 「エースのジョー」のニックネームで人気を博した俳優の宍戸錠さんが東京都世田谷区の自宅で亡くなったことが21日、分かった。86歳。大阪府出身。

 宍戸さんは1933年12月6日生まれ。日本大学芸術学部演劇科中退。54年、製作を再開した日活のニューフェイス第一期生に8000人の応募者から合格。55年に森繁久弥主演の映画「警察日記」でデビューした。

 56年に頬に液状のシリコン(オルガノーゲン)を埋め込む豊頬手術を受け、ユニークな風貌に“変身”。悪役に転向した。

 早撃ちなどのアクションと独特のユーモアで頭角を現し、故石原裕次郎さん、小林旭、故赤木圭一郎さんらの主演映画でライバル役、かたき役として存在感を発揮。「エースのジョー」として日活の人気スターとなった。

 2013年2月には、1人暮らしをしていた世田谷の自宅を全焼。不運に見舞われたが、翌14年3月、出演ドラマのDVD発売記念イベントに登場し、「危機を感じています。(仕事が)少ないことに」と寂しさを漏らしていた。また、「90歳で殺し屋の映画を作りたい。家は燃えちゃったけど、土地があるから売ったら映画1本ぐらい作れるだろう」と“エースのジョー”らしい構想を語っていたのだが、夢は実現しないまま、帰らぬ人となった。

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