日本テレビの水卜麻美アナウンサーが２０日、同局「スッキリ」で、女子中高生に過度なやせ願望があることに「さんざん自分がダイエットしたから本当に気持ちがよく分かる」としながらも、「結局栄養とって運動して適度にいるのがスッと痩せたりする」と実体験から呼びかけた。

　番組では中高生の８割に無月経リスクがあるという調査結果を特集。ＳＮＳの普及でモデルなどの体形が身近に見られることから、やせたい願望が増加し、過度なダイエットを行う女子中高生が増加。その結果、２０代以降になって体調不良や妊娠しづらい体になることなどのリスクを抱えることになるなどとした。

　これに水卜アナは「さんざん自分がダイエット、ダイエットできちゃったから、本当に気持ちがよく分かる。痩せた方が可愛くなれるんじゃないかとおもって、何十年もやってきた」と自身の体験と中高生の気持ちを重ねて理解を示した。

　だが「いろんなダイエットやって、体調崩したり、結局肌が荒れたり、精神的に不安定になったりする」と過度なダイエットの反動を明かし「大人になって分かるのが、ちゃんと栄養をとって、運動をして適度にいるのがスッと何もしないのに痩せたりする」と成長と共に、体も変化していくと説明。

　「長い目でみたら、その方がきれいにいられるから、本当に（ダイエットしたい）気持ちは分かるけど、気をつけてねと言いたい」とティーンの女子に呼びかけていた。