プチブレークのキャツミ R―1初戦突破…「さんまのまんま」でさんま爆笑
お笑い芸人・キャツミ(20)が4日、大阪市内で行われた、ひとり芸ナンバーワン決定戦「R-1ぐらんぷり2020」大阪1回戦に出場。上半身裸の体を張ったリズムネタで笑いをとり、2回戦に進出した。
ラグビー芸人・しんや(29)らと同期で去年、吉本興業の養成所・NSCを卒業したばかりのキャツミは、昨年8月に行われた今田耕司(53)主催の大阪芸人掘り出しライブで「1番面白かった人」に。今田オススメ芸人として、2日のカンテレ・フジ系「新春大売り出し!さんまのまんま」への出演をつかんだ。「-まんま」では優勝こそ逃したものの、明石家さんま(64)、女優・石原さとみ(33)を爆笑させてプチブレークした。
ツイッターのフォロワーが200人増えるなど反響があったキャツミは、12月中旬の収録について「伝説の生きもの(さんま)の目の前でネタをしてる」と無我夢中だったと告白。石原に対しても「目も合わせられなかった。(緊張で)かわいいとかも感じられなかった」と振り返った。
兵庫・宝塚の実家暮らしで、飲食宅配代行サービス「ウーバーイーツ」でアルバイト中。昨年5月の芸人として最初の給料は800円だったというキャツミは、収録当日、さんまからもらった1万円のお年玉は大事に取っているという。
この日の取材が人生2度目という20歳。16年のR-1王者・ハリウッドザコシショウ(45)を目標とする異色の新星が、20年のお笑い界で飛び出すかもしれない。
