大みそか恒例の「第７０回ＮＨＫ紅白歌合戦」が３１日、東京・ＮＨＫホールで行われた。令和初の対決は白組が勝利し、通算成績を３９勝３１敗とした。　

　企画枠で歌手として初出場したビートたけし（７２）は、普段着を思わせるセーター姿で修行時代を投影した代表曲「浅草キッド」を歌い上げた。ステージに１人で立ったまま歌唱するシンプルな演出だった。

　出番前には、紋付きはかま姿で紅白への“感謝状”を読み上げる場面も。ゲストとして氷川きよしの応援に駆けつけた００年の第５１回を回顧し「何度もリハをさせられ、絶対に３０秒で終わらせてくださいと言われていたのに、出た瞬間『あと１０秒』とカンペが出た」と爆笑させた。