元横綱・貴乃花光司氏が２８日、読売テレビ「特盛！よしもと　今田・八光のおしゃべりジャングル」（土曜、前１１・５５）にゲスト出演し、今年の全国高校野球選手権大会の岩手大会決勝で大船渡高が佐々木朗希投手を起用せずに敗れたことに「英断」との考えを示した。

　元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が「学校側が、無理をして投げさせると（佐々木の）将来がダメになる。だから甲子園に行けなかった。どう考えますか」などと尋ねた。

　貴乃花氏は「詳しい事情は分かりませんが」と断った上で、「監督がそうだとしたら英断ですね」と国保陽平監督の采配に理解を示した。番組ＭＣの今田耕司は「英断になるんですね。選手の将来を考えたと」と尋ね、貴乃花氏は「そうです」と応じた。

　今田は続けて、「難しいと思いますが、危ないと思ったら止める？」と指導者の考えを問うた。貴乃花氏は「それが教える方の緊張感ですね。頭ごなしに止めちゃいけないので、食事してるときにでも」と述べた。