「新宿の母」と呼ばれて親しまれた名物占い師の栗原すみ子さんが１９日に死去していたことが２４日、公式ホームページで発表された。８９歳。

　ＨＰでは「去る１２月１９日、有限会社　新宿の母易学鑑定所代表の栗原すみ子が永眠しました」と報告された。

　栗原さんは約５０年、伊勢丹新宿本店前で街頭占いをしており、３００万人の相談に応じたという。占いを待つ列が長く続くこともあった。現在、栗原さんの息子、達也氏が「新宿の母　二代目」として後を継いでいる。

　女性漫才師の内海桂子（９７）は、２２日にツイッターで「事ある毎に私の体調を気にして電話をいただいたが私より先に逝かれるとは」とショックを受けていた。