LUNA SEA 機材トラブルはね返す“神対応”…ギターアンプが故障し

熱唱するLUNA SEAのRYUICHI=さいたまスーパーアリーナ
ライブ「LUNATIC X’MAS 2019」を行ったLUNA SEA=さいたまスーパーアリーナ
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 5月に結成30周年を迎えたロックバンドのLUNA SEAが22日、さいたまスーパーアリーナで2DAYSライブ「LUNATIC X’MAS 2019」の最終公演を行い、機材トラブルをはね返す“神対応”で、1万5000人のファンにメモリアルイヤーのX’MASプレゼントを贈った。

 12曲目の「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」記念テーマ曲「THE BEYOND」が終わると、ボーカル・RYUICHI(49)のMCが長々と続いた。「LUNA SEAの30年の奇跡は5人が変わらずにここに立っていること。さらに高みに向かって走っていきたい」などと話したが、実はSUGIZO(50)のギターアンプが故障し、本来の音が出なくなってしまっていた。

 普通なら、一度ステージを降りるケースだが、メンバーは約20分にわたり、トークやメンバー紹介で場をつないだ。特にSUGIZOはRYUICHI(49)から「初めてサオを持たずにメンバー紹介します」と振られると、ギターを持たずに生声で「ギャイーン。ギャイーン」と絶叫。メンバーからも「神回だ」と声があがった。

 ライブはアンプが完全に戻らない状態だったが、SUGIZOが「それでもやろう」と続行。代表曲「ROSIER」「I for You」に加え、アンコールで新アルバム収録曲「LUCA」を初披露するなど、神対応の中で全21曲を全力パフォーマンスした。

 ライブは2日間で計3万人を動員。2020年2月1日からは、新アルバム「CROSS」を携えたホールツアーを全国13都市で26公演を行う。

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