宝塚花組新トップ柚香光が初お目見え スターが一堂に会する年に1度の祭典で

 宝塚歌劇団の年に一度の祭典「タカラヅカスペシャル2019~Beautiful Harmony~」が21日、大阪・梅田芸術劇場で行われた。東京公演中の月組をのぞく、各組トップスターをはじめ、スターが一堂に会し、花組の柚香光(ゆずか・れい)が新トップとして、初めてファンの前に姿を見せた。

 前任の明日海りおが11月24日に退団。お披露目公演「DANCE OLYMOPIA」(2020年1月7日~22日、東京国際フォーラム ホールC)を前に、トップ初舞台となった柚香。稽古場では「(他のトップスターとの共演も)思ったより、落ち着いてできた」と語っていた。そのことば通り、華やかなダンスと歌で、ステージを盛り上げた。

 また新元号になって初めてのイベントということで、副題は『令和』の英語での趣旨である「Beautiful-」。一足早く星組トップになった同期の礼真琴(れい・まこと)とともに「私たちも“れい”です」と“れいわ”とかけて、笑顔を見せた。

 さらに7月に他界した演出家の柴田侑宏氏を偲ぶコーナーも作られた。専科の轟悠(とどろき・ゆう)が主演した「凱旋門」を、宙組のトップ真風涼帆(まかぜ・すずほ)が「誰がために鐘は鳴る」、雪組のトップ望海風斗(のぞみ・ふうと)が「忠臣蔵」など、柴田氏が手がけた名作の主題歌を歌い継いでいた。望海は、宝塚大劇場の正月公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の稽古中であることから「もう体の7割がギャング。今日は久々に華やかな世界です」とあいさつし、笑いを誘っていた。

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