関西ジャニーズＪｒ．の室龍太（３０）が初主演を務める舞台「大阪環状線　君の歌声が聴きたくて１９８５天王寺駅編」（２５日まで）が１３日、大阪松竹座で初日を迎えた。

　カンテレの人気ドラマを、オリジナルストーリーで舞台化した。１９８５年の大阪・天王寺を舞台に、室はミュージシャンを目指す高校生役。２０１９年からタイムスリップした高校生役として、ジャニーズＪｒ．の寺西拓人（２４）が脇を固める。

　公演前に取材に応じた室は「出演者やスタッフに支えられて、心強い気持ちにステージに立たせてもらっている」と、初の主演舞台を前に緊張した表情。見せ場のギター演奏シーンに自信を見せたが、室座長の感想を聞かれた姜暢雄（４０）ら共演者は口々に「ギターがうまくなった」と演技には触れず。室は「ギターだけかい！ギターしかないやん」とツッコんでいた。

　役作りのため、黒髪にした寺西は「ふだんは年齢より上に見られるが、黒髪にしてコンビニで年齢確認された…」と告白。３０歳の学ラン姿を見せた室も「しっくり来ている。あと１０年くらい着られるかな…」と、２人とも高校生役を堂々と演じていた。