俳優の三浦貴大（３４）が７日、都内で行われた主演映画「ゴーストマスター」の公開記念舞台あいさつに登場した。三浦は映画界の巨匠・黒沢明と同名の助監督を演じたが、舞台上で撮影でのエピソードが話題になると、やにわに川瀬陽太（４９）が「初日にポール（監督）が倒れました」と暴露した。

　三浦も当時の模様を思い出し「のんきに喫煙室でタバコ吸ってたんですよ。そしたら、プロデューサーが飛んで来て“監督が倒れたんでしばらく待ってほしい”と。慌てて興味本位で見に行ったら、横たわった監督がいて…面白いなと」とにやつくと、すかさず稲垣瑞生（１９）が「メチャクチャ心配してましたよ。僕見てました」とフォローした。

　三浦は「２時間ぐらい寝てたのかな。それから、やりましょう、お願いしますと。よく再開できたよね、僕がいうのもなんだけど」とヤングポール監督（３４）を見やった。監督にとって同作は長編映画のデビュー作。「このクセ者と一緒にやらなくてはいけない、僕の気持ち分かりますか。（撮影も）最初から全員集合みたいに、いきなりドーンだったので。大変ですよ」と振り返った。

　イベントでは映画のキャッチコピー「究極の映画愛」にかけて、究極に愛しているものを答えたが、三浦は「写真ですかね。人の顔を撮るのが好きなんです。人の顔を（直接）見る訳にはいかないんで、写真撮って人の顔見てるんです。変態みたいですね」と打ち明けた。