山本昌平さん 特撮ファンにも知られた「電撃戦隊チェンジマン」ギルーク司令官

 俳優の山本昌平さんが10月30日に肺炎で亡くなっていたことが28日、分かった。82歳。所属事務所から発表された。主に悪役として活躍した山本さんだったが、特撮ファンからはスーパー戦隊シリーズの「電撃戦隊チェンジマン」(85年~86年)で敵方のギルーク司令官を演じたことでも知られている。

 「電撃戦隊チェンジマン」は「秘密戦隊ゴレンジャー」から数えると、スーパー戦隊シリーズ9作目。宇宙の星々を征服してきた「大星団ゴズマ」という敵グループで、山本さんはギルーク司令官という幹部を演じた。

 “いかにも悪役”な顔つき、セリフまわしでの個性的な演技で、当時の子供たちに鮮烈な印象を残した。

 スーパー戦隊シリーズには、着ぐるみ姿や仮面をつけたキャラクターだけではなく、顔を出して出演する印象的な悪役が多い。80年代、90年代で言うと、「電子戦隊デンジマン」と「太陽戦隊サンバルカン」のへドリアン女王や「恐竜戦隊ジュウレンジャー」で魔女バンドーラを演じた曽我町子さん(故人)、「超新星フラッシュマン」、「超獣戦隊ライブマン」などで主にヒーローのライバルにあたる悪役を演じた広瀬裕(当時は広瀬和久、広瀬匠)。「-フラッシュマン」、「-ライブマン」で広瀬と共演し、現在は声優としても幅広く活躍している中田譲治ら、このほかにも多くの俳優が出演している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス