作家の百田尚樹氏が、国民民主党の原口一博国対委員長のツイッター投稿に向け、「桜を見る会」に関するものばかりだとして批判し、これに原口氏が応援してバトルになっている。

　百田氏は２６日付で「原口さん、あんた、何をしてるの？あんたのツイート、桜と富士山ばかりじゃないか」と、政治関連は「桜を見る会」関連ばかりだと批判。「ＧＳＯＭＩＡとか香港とか尖閣とか皇室とかに言及したツイートはどこにもない。そんなものには関心がないのだろうけど…あんた、何のために国会議員になったの？」と厳しい言葉を向けた。

　これに原口氏は「百田さんこそ、何をなさっていますか？北方領土を我が国固有の領土とさえ言わない、ウイグルやチベット、香港に対する人権侵害、尖閣への相次ぐ公船侵入にも関わらず中国主席を国賓として呼ぶ総理とご飯をお食べになって嬉しいですか？」と、百田氏が先日に櫻井よしこらと、安倍晋三首相と会食したことを挙げて応戦。「私のツィートについても事実誤認です」とした。

　百田氏は「私が誰とメシを食べようが、私の自由だろ！私は政治家じゃない！自民党の党員でもないし、ましてや野党の党員でもない」と反論。「北方領土、ウイグル、チベット、香港、尖閣について言いたいことがあれば、あなたが国会で言え！何のための国会議員か。それとも桜を見る会で、そんな余裕はないのか！」と怒りのツイートを返した。

　その後、原口氏は「

自由。その通りです」としたうえで、「政治の言葉で反論しなければなりません」「尖閣や北方領土、竹島、中国…。二重基準でないですかと反論させていただきます」と返信し、百田氏が「政治家として否定されないことをやってから言え！行政監視機能？偉そうなことを言うな。『追及ごっこ』のくせに」と攻撃するなど、バトルが続いている。