上西小百合「桜を見る会」招待客名簿の黒塗りに「やっぱりのり弁」

 元衆議院議員でタレントの上西小百合が22日、ツイッターを更新。「桜を見る会」をめぐる問題で、この日、政府が公表した各府省の招待客の推薦名簿で、国家公務員以外は黒塗りで隠されていたことについて、「やっぱりのり弁」と安倍政権の隠蔽体質を指摘。政治不信から投票率が下がることを懸念し、「政権与党の思うツボ」と現状を危惧した。

 上西氏は自身が11月12日に投稿した「桜を見る会の招待客名簿は破棄された“らしい”。暫くしたらのり弁で出てくるかな」というツイートを引用して、「やっぱりのり弁。政府が今日出した各府省招待客の推薦名簿は国家公務員以外は黒塗り。いつも大事なところはヒ・ミ・ツ」と、予想的中を指摘した。

 「のり弁」とは、黒塗りされた文書のこと。弁当の白いご飯に乗った「のり」と、公表したくない文書を開示する際に不都合な部分を隠した「黒塗り」の様子が似ていることから比喩的に称され、安倍政権の「森友問題」でよく使われていたことが記憶に新しい。

 さらに、この日、安倍晋三首相や与党などが推薦した人の名簿(政治推薦枠)について「既に廃棄された」と政府側が改めて説明したことを受け、上西氏は「廃棄したはずの政治推薦枠名簿ももうすぐのり弁で見せてもらえるよ。もう慣れてきたでしょ。いつものことだもん」と皮肉を込めた。同氏は「こんなことばかりがあるから、国民は政治に嫌気がさす。どんどん投票率が下がる。政権与党の思うツボ。どうしたもんかしら」と嘆いた。

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