NHK総局長、沢尻容疑者に「大変遺憾」 「かなりの部分撮影終了」と困惑明かす

 NHKは20日、東京都渋谷区の同局で、定例総局長会見を実施。来年の大河ドラマ「麒麟がくる」に帰蝶役で出演が決まっていた女優・沢尻エリカ容疑者が16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことに言及。木田幸紀放送総局長は「極めて重要な役を演じていただくことになっています。すでに収録が進んだ中で逮捕という事態は、大変遺憾であると思っております」と話した。

 今後の対応については「警察の捜査の状況も見ながら取り急ぎ検討を進めている。決まったら速やかにお知らせしたい」と回答。降板や代役などといった選択肢について「放送への間に合いということもありますから、いろいろな可能性を含めて考えている。対応が決まったら速やかにお知らせする」と話すにとどめた。

 沢尻容疑者は斎藤道三の娘で、後に織田信長の正妻となる帰蝶(濃姫)役。同局によると、来年1月5日の第1話からの1回放送からの出演が決定していたという。また、撮影は昨年6月からスタートしており、「かなりの部分の撮影が終了している」とも明らかにした。

 すでに10話分を撮り終えていたとされ、代役については、大河の撮影に合わせて長期スケジュールをおさえる必要もあり、かつ、時代劇経験のある女優となると、代役選びの難航は必至だ。

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