女優・広瀬すず（２１）が１１日、東京・六本木で行われた映画「ルパン三世　ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ」（１２月６日公開）の完成披露試写会「イエローカーペットイベント」「舞台あいさつ」に出席した。

　ルパン役の栗田寛一（６１）、次元大介役の小林清志（８６）ら大御所ぞろいの登壇者の中、紅一点の広瀬は、ゆったりとした真っ赤なワンピースに、赤いパンプスで華やかに登場。今作で、ヒロイン・レティシアの声を務めており、栗田とのアフレコを「横にルパンいる～！本物だ！って。あんまり見たら失礼だなと思いながら」と興奮気味に振り返った。

　もともと作品のファンだったといい、ルパンとの“共演”について「ドキドキどころじゃなかった。ルパンとのシーンが一番多かったんですが、あの作品の中に自分の声を吹きこむにあたって、どこまで自由にやっていいのかと思った」と瞳をキラキラ。司会者から、広瀬が「ルパンがカッコ良すぎて結婚したいと思った」と話していたという情報が明かされると、「初めて見たとき、何でこんなにカッコイイと思うじゃないですか。また改めて衝撃的なカッコ良さを覚えて、試写をを初めてみたとき、『うわぁ～っ』て。その言葉しか出てこなかった」と改めてルパンに心を奪われた様子で、栗田は「僕じゃなくて、ルパンがカッコいいんです。恥ずかしくて横を向けない」と照れまくりだった。

　今作は２３年ぶりの劇場版で、シリーズ初の３ＤＣＧ映画となる。この試みは今年４月に死去した原作者のモンキー・パンチさんの悲願だった。作業の関係で、声を入れたのは２年半前で、１２月に公開となるが、栗田は「２年半、すずちゃんと共演したよって、言えなくて言えなくて。どんだけ言いたかったか。ようやく言える日が来て、良かったなぁ」と笑いを交えながらしみじみ話した。

　他に、藤原竜也（３７）らが登壇した。