Travis Japan 滝沢副社長の猛特訓に耐えた「ウオールトランポリン」挑戦

 ジャニーズJr.内の7人組ユニット・Travis Japanの主演舞台「虎者-NINJAPAN-」(東京・サンシャイン劇場ほか)が2日、公演初日を迎えた。構成・演出を手掛けるジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(37)の「限界を超えろ」を合言葉に、猛稽古で臨んだユニット初の単独主演作。同世代Jr.のSnow ManやSixTONESが先にデビューを決める中、悔しさをバネにひと皮もふた皮もむけた7人が、進化した姿で魅了する。

 “鬼の滝沢”のもと、生まれ変わった7人が、満を持してステージで躍動した。

 同世代のJr.2ユニットのデビューに、反骨心を刺激された。デイリースポーツなどの取材に応じた滝沢氏は「彼らは『初めてこんなに悔しい思いをした』と言っていた。これを受けてのこの作品。今までの気合とは比べものにならないくらい強い気持ちで稽古から頑張って、ボロボロになるまでやりました」と愛弟子たちの姿に目を細めた。

 新作となった今舞台では、ジャニーズ作品で初めてウオールトランポリンの演出を取り入れた。難易度の高いパフォーマンスに格闘するメンバーたちに、滝沢氏はあえて「ここが一番の見どころ。限界を超えろ。守るだけじゃ新しい作品で人を感動させることはできない」とゲキを飛ばした。

 第2部の振り付けを担当したジャニーズ屈指のダンスパフォーマー・屋良朝幸(36)も容赦なかった。「ダメ出しはない。なぜなら、全部ダメだから」とあえて突き放し、「舞台に立つとは」「座長とは」と一から徹底的に叩き込んだ。

 もともとダンスに定評がある7人だったが、“愛のムチ”に発奮。宮近海斗(22)は「今あるハードルをどんどん更新していかないといけないと思った」と振り返り、中村海人(22)は「身も心も体も削る気持ちで、この舞台にかけてきた。僕たちの名前がジャニーズの舞台の歴史の中で一番輝けるようにと思って頑張ってきた」と胸を張った。

 「この作品を、海外の人に観て頂けるような作品に成長させていきたい」と滝沢氏。7人とともに世界を目指せるだけの手応えをにじませた。

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