松田龍平「あまちゃん」名場面の裏話を明かす「マジか!?」「何だコレ!?」

 俳優の松田龍平が2日、NHK総合の生番組「土曜スタジオパーク」に出演し、大ヒットした連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)の名場面の裏話を明かした。

 松田は「あまちゃん」で、アイドルグループ「GMT47」のメンバーになったヒロイン・天野アキ(能年玲奈=現のん)のマネジャー・水口琢磨役を演じた。

 番組では、水口がアキの先輩で恋人の種市浩一(福士蒼汰)に「大損害だぜ一般男性。いっぱ~んだんせ~い。るぱ~んさんせ~い。何してくれてんだよ、大事な時期に。いっぱ~んだんせ~い」と絡む名場面を紹介。

 松田はこのシーンを「(台本を読んで)けっこうプレッシャーありましたね、なんか。マジか!?と思って。他の役者さんたちも『今日はあのシーンだね』(と声を掛けてきた)」と回想。

 最後の「いっぱ~んだんせ~い」では松田本人も思わず笑っているようにも見えるが、松田も「途中でもうなんか、笑っちゃって。何だコレ!?と思って」と告白した。

 有馬めぐ役で共演していた女優・足立梨花は、宮藤官九郎が手掛けた「あまちゃん」の脚本を「このキャラこんなこと言うの?みたいな、たまに、けっこう意外性というか、意外なことが台本に書いてあったりしますよね。役の範囲内でこれどうやるんだろうって一回悩みませんか?」と振り返り、松田は「それでそのキャラクターがすごい広がるというか、自分の中でも広がって面白い方向にすごい行くなあと思って」と、クドカンマジックを証言した。

 また、宮藤が松田について「普通、台本にビックリマーク(感嘆符=!)書いたら、割とおっきい声出すもんなんですけど、役者さんって。龍平君あんまり出さないんで、龍平君には割と、ことさらビックリマークを書いたような気がしますね。だから、それが龍平君なので、逆におっきい声出した時のインパクトがすごいありますよね。熱い役者さんが熱い役をやるよりも、龍平君みたいな温度が低い人が、こんなセリフ言うかなあっていう、そういう思いきったことができますよね、脚本家として」と、低音ならぬ“低温”の魅力を解説していた。

 松田は「あまちゃん」、放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」、舞台「R2C2~サイボーグなのでバンド辞めます~」(09年)で宮藤作品に出演している。

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