草なぎ剛 トランスジェンダー役に初挑戦「今までで一番大挑戦」

 俳優・草なぎ剛(45)が主演映画「ミッドナイトスワン」(公開時期未定)で、トランスジェンダー役に初挑戦することが30日、分かった。バラエティー番組のコントでは女装の経験はあるが、演技での“女性役”は初めて。Netflixの話題作「全裸監督」や、映画「下衆の愛」を手掛けた内田英治監督とのタッグで、新境地を切り開く。

 草なぎが演じるダンサーの凪沙は、性と葛藤する中、育児放棄で親の愛を知らない親戚の少女・一果と出会って、一緒に暮らすことで“母性”が芽生えていく。内田監督のオリジナル脚本による疑似親子の物語に、草なぎは「台本を読んで、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品として見せられたら」と向き合った。

 複雑な背景の役柄については、「今までで一番大挑戦の役」と捉えた。「“変えられない運命”の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいな」と難しい題材に気合を込め、今月下旬から始まった撮影に臨んでいる。

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