徳井はなぜ「脱税」にならなかったか? 自身も修正申告の橋下徹氏が解説

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、カンテレで生放送された「胸いっぱいサミット!」(土曜、正午)に出演。チュートリアル・徳井義実(44)が国税局から18年までの7年間に約1億2000万円の申告漏れを指摘されていたことについて、なぜ「脱税」にはならなかったのか、を解説した。

 橋下氏は、『脱税』にならないポイントとして、『額』と『意図』を挙げた。「“1億超えの申告漏れ”になってますけど、これ、1億円の『税金』をごまかした場合は、『脱税』になるんですが、徳井さんの場合は、『収入』1億円を漏らした(申告漏れした)だけである」と『額』について説明。

 次に、『意図』について、徳井が所得税、法人税について無申告を繰り返し、税務署から再三、指摘を受けながら、税金を納付していなかったという事実から、「税務署から目をつけられてた人が、無申告なんてこと、無理なんです。病的にちゃらんぽらんなのか、国家に対する反逆精神なのか…」と理解に苦しむ様子で「病的にだらしなかった」と分析。「とにかく、『脱税』ってのは、隠すとか、『意図』とか悪質性で認定するんですが、徳井さん、隠すも何も、本当に無申告でバレるの分かっていながらやってるんですよ」と『意図』的ではなかったと判断されたのでは、と推察した。

 なお、橋下氏は、徳井の件についてコメントする前に、「まず話さなきゃならないのは、僕自身も2006年に修正申告しているんですよ。1千万円を修正申告しまして」と自身も申告漏れを指摘され、修正申告に応じた過去を自ら告白。「税務署と経費についての見解の違い」と調査費などが経費処理と認められなかったことを説明した。

 橋下氏は茶髪&サングラスのカリスマ弁護士としてメディアにひっぱりだこだった2006年、大阪国税局から04年末までの3年間で約2500万円の申告漏れを指摘され、追徴課税約1000万円の修正申告に応じていた。

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