坂上忍「避難所判断はかわいそう」…ホームレス避難断った対応に問題提起
坂上忍が16日、フジテレビ系「バイキング」に出演し、台風12号が東日本を襲った際、東京都台東区のある避難所がホームレス2人の避難を「区民を対象としている」との理由で断ったことについて「対策を取れるなら取ってほしい」「避難所判断はかわいそう」などと今後はルール作りが必要ではないかと問題提起した。
番組では、ホームレスの2人が台東区内の自主避難所に避難を求めた際、2人が「住所を書いて」と求められ、「住所がない」と応じ、区民を対象にしているなどとの理由で断ったことなどを話し合った。
坂上は区の対応について「住所がないんだったら野垂れ死んでくださいっていうようなもの」と対応に疑問を呈すも、「職員に責任を負わせるのもどうか」と状況の複雑さを指摘した。
お笑いコンビのおぎやはぎ・おぎは「お子さんを抱えている方だと、そういう方と一緒にされるのは…怖いじゃないですか」などと述べ、やはぎも「匂いとか気になるかもしれない」と話した。坂上は「そういうふうに考える方もいる。部屋を分けるとか、対策を取れるなら取ってほしい」と求めた。
ホラン千秋は「区民が対象なら、観光で来ている人も受け入れられない」と述べ、坂上は「避難所判断はかわいそう」と現場での判断に委ねられることの難しさを指摘した。