高橋光臣 25対23で「日本が勝つ」運命のスコットランド戦…キーマンはSO田村

 ラグビーW杯で決勝トーナメント進出をかけた運命のスコットランド戦当日を迎え、俳優の高橋光臣(37)が、「25対23で日本が勝つ!」と予想した。大阪・常翔啓光学園ラグビー部出身という芸能界屈指の経歴を持ち、TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」ではアストロズの主将・岸和田徹を演じた。「攻撃的に守る今の日本の守備は世界一。かつての啓光ラグビーにも似ている」と太鼓判を押した。

 芸能界イチのラガーマンが、開幕4連勝での8強進出を確信している。

 「スコットランドは正直、怖いですね。レイドローという、とんでもないキッカーがいる。でも前回、敗れた反省をふまえて、日本は過去3戦、非常に反則が少ない。あれはたぶん、スコットランド戦を想定しているはず。レイドローはPGを取ったらどこからでも決めてくるので、日本はペナルティーを犯さないことに徹底してくると思う。そうなると、チーム力は拮抗(きっこう)している。1、2本のキック勝負になるんじゃないかな」

 冷静に分析して、キーマンには日本が誇るキッカー・SO田村優選手を挙げた。

 「田村選手のキックも調子いいので、相手も日本と同じようにペナルティーに注意してくる。最後はドロップゴールでの決着になれば面白い!」

 予想スコアを振られると、しばし頭を抱え熟考。そして「電卓あります?」と詳細な点の取り方まではじき出した。「日本が3トライ2ゴール。PG2本。スコットランドは2トライ2ゴールでPG3本。25対23で日本ですね。日本に勝ってほしいのはもちろんですが、ラグビーファンとしてはスリリングな試合を期待しています」

 中学からラグビーを始め、高校は高校ラグビー7度制覇の名門・啓光学園(現・常翔啓光学園)へ。CTBとして活躍した。

 「僕らの世代の前年に優勝し、3年後から4連覇したのに、僕らは初戦敗退。はざまの世代です」と恐縮するが、記虎敏和監督の指導による強力ディフェンスで絶頂期を築いた中にいた。それだけに、ジョセフ・ジャパンでもディフェンスが気にかかる。

 「日本のベースには強固な守備があります。相手が攻めているのにどんどん下がっていく。いま、世界一なんじゃないかな。僕らの時代の啓光学園も“ディフェンスの高校”と言われていた。僕らはアタックとタックルを合わせて“アタックル”と呼んでいたのですが、守っているのにアタックしている」。

 大会前から放送されたドラマ「ノーサイド・ゲーム」。企業のラグビー部をテーマにした作品でキャプテン役を演じ、高視聴率に貢献した。

 「ラグビーをずっとやってきた人間として、ラグビーがドラマになるときは、その真ん中にいたいという思いがずっとあったので、ラガーマンとして本当に幸せ。しかも周りに普通にやってたら一緒にできないような名選手ばかり。夢みたいな環境だった。廣瀬(俊朗)からパスもらってるで!(斉藤)祐也さんが突っ込んでるのに指示出してる!とか」

 真夏の炎天下での撮影は過酷を極めたという。

 「雰囲気は撮影じゃなくて部活。普通のラグビーの練習は2、3時間やって休憩が入るんだけど、ドラマの撮影は10時間くらい炎天下の中、立ちっぱなし。そんな中、福澤監督(克雄。慶大ラグビー部出身で元日本代表)が『全力でやってくれ!』と。『全力ってどれくらいですか?』と聞くと、『100%です!』と言われて、激しくやってましたね」

 それでも思わぬ“効用”もあった。

 「周りがうまいと、だんだん僕も上達していく。パススキルなんか大学のときより完全に上がった。ちょっと聞けば、トップ選手から教えてもらえる状況で、パス、ポジショニング、走るコース…。僕のプレーを見てくれて『こうした方がいい』とアドバイスをくれる。『もっと早くオレに出会ってくれよ』と思いましたね」

 大切な仲間と出会い、一つの作品が形になった。ラグビーが紡いだ縁だ。

 「ラグビーから学んだことに常に仲間を大切にする人間でありたいという思いがあります。現場で僕らを支えてくれる人をいかに大事にできるか。そういう判断が今、できているのは、ラグビーのおかげ。もう一つは勇気。体と心を鍛え上げて、芝居をするときにも怖さはないですね」

 日本代表の愛称、ブレイブ・ブロッサムズが掲げる「ONE TEAM」。高橋も同じ炎を胸の奥に燃やし、一緒に闘う。

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