歌手の小林幸子（６５）が１０日、新潟・長岡市の山古志地域にある「小林幸子田」で毎年恒例の脱穀を行い、先月２４日に網膜はく離による緊急手術を受けていたことを明かした。医師からは「失明の可能性もあった」と診断されたが、手術は成功し、経過は良好。術後も仕事を続けており、１つもキャンセルすることなく“危機”を乗り越えた。

　この日は５月末の田植えに続き、タレントの中川翔子（３４）も同行。２００４年の中越地震以降行っているもので、今年で１４回目を迎えた。地元の小学生２０人も参加し、小林は「当たり前のように手伝ってくれてうれしい」と目尻を下げた。中川は「『健康だから仕事ができる』っていつもおっしゃっていたので、心配です」と小林を気遣い、小林は「みんなと一緒に脱穀できて、当たり前だと思っちゃいけないね」と健康をかみしめていた。