「令和の渥美清」が登場 寅さん少年時代ドラマ、9歳の藤原颯音が演じる
国民的映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎の少年時代を描いたNHKドラマ「少年寅次郎」(総合、19日スタート、土曜後9・00)の制作発表会見が7日、東京・渋谷の同局で行われた。寅次郎の生みの親・山田洋次監督(88)の小説「悪童 寅次郎の告白」をドラマ化したものだが、寅次郎を演じた9歳の子役・藤原颯音(ふじわら・はやと)君は映画で寅次郎を演じた故渥美清さんとうり二つ。“令和の渥美清”出現に取材陣から驚きの声が上がった。
渥美さんといえば、左目上のホクロに細い目とエラの張った顔がトレードマーク。ホクロはつけたものだが、藤原君は目と鼻の形が渥美さんそっくり。小松昌代制作統括は「ドラマ化を山田監督に相談したら『子役かな。いるかね?』と心配されました」という。山田監督から“小さな寅さん”という大きな宿題が課されたが、さくらの子役を含め600人のオーディションで藤原君を探し当てた。
小松統括は「探しに探しに探して…令和のこの時代によくいてくれました。3話の途中から出てくる10代の寅さん、それとさくら。自慢の子役です」という。藤原君は子役をやっていたものの、役がつくのはこのドラマが初めて。山田監督にも写真を見せたが「いいいじゃない。かわいいよ」と合格点が出たという。
寅次郎の母・光子を演じた井上真央(32)も「寅ちゃんがホントかわいくて…寅ちゃんとのシーンは全部楽しかった」という。藤原君は「撮影するときはバラバラでやっていたので、見るとちゃんと詰まっていてビックリ!2話はどうなっているかなと、めっちゃ待ち遠しい感じでした」とあいさつした。写真撮影でも井上がデレデレで藤原君の頭やほおをなで「寅ちゃんのお母さん」ぶりを発揮していた。
