吉永小百合 借金取り押しかけた幼少期「家計の足しに」と芸能界入り

 女優の吉永小百合(74)が5日、TBS系トーク番組「サワコの朝」に出演。12歳の時にラジオ東京(現TBSラジオ)のラジオドラマ「赤銅鈴之助」でデビューした経緯について、幼少期の貧しい家庭状況がきっかけだったと明かした。

 当時、吉永の親類がTBSで働いており、同作のオーディション受験を勧められたという。吉永はそのころのことを「うちは父が事業に失敗して、借金取りが押しかけてきて。母がピアノを教えて生計を立てていた。何か家計の足しになることをしたいと思っていた」と、家庭の経済状況から仕事をしようと思い立ち、オーディションを受けたのだという。

 その後も仕事が舞い込み、ドラマで単発の仕事を続けた。高校入学時には日活専属女優になることが決まったという。映画「キューポラのある街」などで瞬く間に人気女優となったが、20代半ばに過労のため突然、声が出なくなったことも。仕事をセーブし、その時期に当時テレビ局のディレクターだった夫と結婚した。「精神的につらい状況で、もう一回、人間らしい生活がしたい、と。事務所をたたんで家のことをやった」と、主婦業に専念することで健康を取り戻したという。

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