山田洋次監督 88歳 今後の監督業聞かれ「僕も頑張ろう」

 山田洋次監督(88)が3日、都内で「第32回東京国際映画祭」のオープニング作品に選ばれた最新作映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」(12月27日公開)の記者会見に出席した。1969年から95年まで48作を製作した人気シリーズ。今作で最新技術を駆使して渥美清さん演じる寅さんを復活させた山田監督は「渥美さんが生きていたら『ビックリしたよ』って言ったでしょうね」と話した。

 9月で88歳。今後の監督業に質問が及ぶと「困ったな」と頭を抱えつつ、米監督のクリント・イーストウッド(89)らの名を挙げ「僕も頑張ろうと思います」と日本映画界のレジェンドとして走り続けると誓った。

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