仲邑菫ちゃん 男性棋士に2連勝「まあまあうまく打てた」とはにかむ

 踏み台に足を乗せ、山本賢太郎五段(右)との対局に臨んだ仲邑菫初段=大阪市・日本棋院関西総本部
 山本賢太郎五段(右)を破った仲邑菫初段
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 囲碁の史上最年少プロ棋士、仲邑菫初段(10)が3日、大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた囲碁の三大棋戦の一つ「第76期本因坊戦」の予選Cで、山本賢太郎五段(38)と対戦し、232手で白番中押し勝ちした。9月にも、古田直義四段(50)を撃破しており、男性棋士との公式戦では2戦2勝。通算成績を5勝3敗とした。

 初の三大棋戦予選出場で、28歳上の男性棋士を相手に強さを見せつけた菫初段は「最後ヒヤッとしたが、まあまあうまく打てた」とはにかんだ。

 午前10時に始まった対局は、午後5時33分に終了。プルコギ風肉炒め、卵焼きが詰まった母・幸さんの手作り弁当を勝負メシに、長丁場を乗り切った。

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