三谷幸喜氏、大河「いだてん」出演…最終章に映画監督役 「真田丸」などで脚本
NHKは20日、大河ドラマ「いだてん」に、脚本家の三谷幸喜氏が俳優として出演すると発表した。三谷氏は2004年大河「新選組!」、同16年「真田丸」の脚本を手掛けている。
この日、同局が物語の1964年・東京五輪パートの新キャストを発表。三谷氏は公式記録映画「東京オリンピック」総監督の市川崑役で出演する。
市川氏は日本を代表する映画監督で、黒澤明監督に代わり、急遽、記録映画の監督に就任。完成した作品は極めて芸術性の高いものとなり、当時の興行記録を塗り替えるものとなる。
ほかに東京五輪組織委員会会長役に井上順、総理大臣池田勇人役を立川談春が務めることも発表された。
「いだてん」脚本の宮藤官九郎は「超豪華な顔ぶれに驚きを隠せません。作者として最も心血を注いだ部分。戦後復興から64年東京五輪までを描きます。いよいよ最終章です」とコメントした。