戸田恵梨香「お金がないヒロイン」 朝ドラ自虐で広瀬すずからバトン

 次期NHK連続テレビ小説「スカーレット」(30日スタート。総合、月~土曜、前8・00)の主演女優・戸田恵梨香(31)が17日、大阪市内で行われたヒロインバトンタッチセレモニーで、28日に終了する「なつぞら」の主演女優・広瀬すず(21)からバトンを受け取った。戸田は「スカーレット」について「お金がないヒロインなので」と“極貧”の自虐を交え、「泥臭く、汗水垂らして頑張る姿を、笑いながら見て」とアピールした。

 2人のヒロインが「スカーレット」のセットに現れた。青いワンピースの広瀬に対し、戸田は衣装の茶色いカーディガンにデニム姿。撮影まっただ中の戸田は「なつぞら」を見て励まされるとした上で「爽やかで、華やかさが違う。このセットを見ていただくと分かると思いますが『スカーレット』はお金がないヒロインなので」と自虐で笑いを誘った。

 戸田が演じるのは滋賀・信楽を舞台に波瀾万丈の人生を送る女性陶芸家・川原喜美子。「働く女性の物語。泥臭く、汗水垂らして頑張る姿を、笑いながら見ていただければ」とアピールする。

 その“極貧”ぶりは内田ゆきチーフプロデューサー(CP)も「ものすごい貧乏です」と力説するほど。初回に登場するのは喜美子が借金取りから逃げる場面で、父親が給料を酒につぎ込むため中学卒業後、大阪に出稼ぎに来るという設定だ。内田CPは「服もあまり持っていない設定なので2枚くらい。いかに貧しい雰囲気を出すか、戸田さんにもアイデアを出していただいている」と説明した。

 セレモニーでは、戸田が自ら作成した信楽焼のマグカップを広瀬に、広瀬からは陶芸に打ち込む喜美子を描いた人物画が戸田に手渡された。戸田が広瀬を「天使のよう。ヒロインを駆け抜けた解放感がある」とまぶしそうに見つめると、広瀬は「このセットは(自身が演じたなつが育った北海道の)柴田家を思い出す。でも解放感が出ているのは恥ずかしい」と照れ笑いした。

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