樹木希林さん「一切なりゆき」が異例150万部突破…好調続く
昨年9月に亡くなった女優樹木希林さんの 生前インタビューなどから154のことばを編んだ「一切なりゆき~樹木希林のことば~」の累計発行部数が150万部を突破したと、版元の文藝春秋が9日、発表した。文春新書で100万部を超えるベストセラーとなったのは、2012年に年間ベストセラー1位となった阿川佐和子氏の「聞く力」以来という。
生前に受けた雑誌のインタビューなどから 希林さんが、全身をがんに冒されながら「楽しむのではなくて、面白がることよ」と語った人生観や、「やっぱり世の家族が崩壊しないのは、女の粘り強さですよ」といった結婚観、「人間が老いていく、壊れていく姿というのも見せたかった」(映画『万引き家族』について)といった仕事観などが収録されている。
巻末には、葬儀の際の娘内田也哉子さんの喪主代理の挨拶も収録。
亡くなって以降も日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞するなど、話題が続き、存在感を示している。
昨年12月の発売直後には品切れの書店が続発。今年に入ってからも売れ行き好調で、3月に累計発行部数100万部を突破していた。
5月末発表のトーハン、日販、オリコン各社の集計では、2019年上半期ベストセラー1位となっている。
