海老蔵 2年前の舞台、人生の中で忘れられない…自主公演で麻央さんをしのぶ

製作発表会見を行った市川海老蔵=東京・セルリアンタワー東急ホテル(撮影・開出牧)
製作発表会見で笑顔を見せる市川海老蔵=東京・セルリアンタワー東急ホテル(撮影・開出牧)
製作発表会見後、プライベートに関する質問に答える市川海老蔵=東京・セルリアンタワー東急ホテル(撮影・開出牧)
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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(41)が3日、都内で、自主公演「ABKAI 2019~第一章FINAL~『SANEMORI』」(東京・Bunkamuraシアターコクーン=11月5~25日)の制作発表を行った。13年にスタートした、自ら企画に取り組むシリーズの第5弾。来年5月に十三代目市川團十郎白猿の襲名を控えており、海老蔵としてはラストとなる。

 ABKAIの歩みを振り返り、「2年前、いろんなことがありました。そのときの舞台は、私の人生の中で忘れられないことでしょう」と17年6月の同公演期間中に亡くなった、妻の小林麻央さん(享年34)に思いをはせてしみじみ。團十郎襲名後のABKAIについては、「(自身の血液型が)AB型だからABKAIにしちゃおうか。せがれもAB型ですし」と冗談めかしつつ、継続を望んだ。

 今作では「團栗」(どんぐり)名義で、本格的に演出を担当。ジャニーズJr.のユニット・Snow Manの阿部亮平(25)と宮舘涼太(26)もキャストに迎え、「(Jr.育成に携わる)滝沢(秀明)さんが頑張っておられて、『いろんなことをやりたい』ということで参加いただきました。お2人から学ぶこともある」と新星コンビに期待していた。

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