「数十年に一度」を毎年聞くのは?豪雨被害にCBC気象予報士が説明

 九州北部が大雨に見舞われ甚大な被害が広がっている。「数十年に一度」と言われるほどの豪雨だが、ここ数年、「50年に一度」といった表現の豪雨が各地を襲っている。これについて28日に放送されたTBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で石井亮次アナウンサーが「頻繁に数十年に一度という言葉使ってる」と気象予報士の沢朋宏アナウンサーに質問。沢アナが「数十年に一度」の表現の仕組みを語った。

 記録的な豪雨に見舞われている九州北部。この日、番組のゲストとして出演したお笑いコンビ・ナイツの塙も心配そうな表情を浮かべた。故郷でもある佐賀県も甚大な被害に見舞われており「友達から送られてくるメールは本当に(冠水で)ギリギリ。玄関が開かないぐらい」と、地元の友人らの被害を報告した。

 これに石井アナは「頻繁に『数十年に一度の』という言葉を使ってますよ。でももう数十年に一度じゃない」と、毎年のように言われる「数十年に一度の記録的な豪雨」という表現に疑問を投げかけた。

 これに気象予報士の沢アナは「50年に一度って毎年言うじゃないかって言われるんですけど、言い訳じゃなく仕組みで言うと、発表する市町村に対して50年に一度なので。この町にとっては50年に一度でも、ちょっと離れたところでまた50年に一度。だからやたら聞くことになる」と説明した。

 そして「それは一つの仕組みではありますが、やっぱり温暖化の影響が、激しい気象状況起こしやすい。これは事実」と、近年の温暖化の影響はあるとも指摘していた。

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