ダウンタウンの松本人志が２５日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、常磐自動車道で起きた悪質なあおり運転と暴力行為について、問題提起を行った。

　この事件ではあおり運転後に相手の運転手を５発殴った宮崎文夫容疑者が傷害の疑いで、同乗していた喜本奈津子容疑者が犯人蔵匿・隠避の疑いで逮捕された。

　松本は「殴ってるシーンはもうエエんちゃうかなっていう感じもするね。俺一回娘と見てて、あんまりコレ見せたくないなと思って途中でやめましたけどね。５発も殴るとこフルで見せる必要あんのかなって。ＲＩＺＩＮをリアルタイムでオンエアせえへんくせにさあ、アレだけは何回も見せるんやなあっていうのはあるよね」と、宮崎容疑者の激しい暴力を放送すべきか否か、まず問題提起。

　さらに「僕は個人的には、やっぱり５発も殴られて、果たして我慢しないといけないのかなあって思ってしまいましたけどね。思いません？今は暴力に対して暴力は絶対いけないってなるんですけど、アレたまたま５発殴られましたけど、もっといかれて意識飛ぶぐらいまでいって、自分の同乗者に何か危害があった時どうするんだろと思ったら、俺やっぱり、彼女とか家族を守るために、５発も殴られるの我慢する必要あんのかなってちょっと思ってしまいましたけどね」と、正当防衛の必要性を訴えた。

　また、「じっと耐えてたらアレ（暴行）ずっと続くかもしれないし、トラウマになるし、カップルなのか分からないですけど、この先どうなるんのやろうって、２人でドライブできんのかなあって思ってしまうよね」と、被害者と同乗者を心配していた。