あおり運転男、試乗車で2000キロ走行 返却期限越え高級SUVで

 茨城県守谷市の常磐自動車道で男があおり運転後に車を無理やり停止させ、運転していた男性(24)を「殺すぞ」などと怒鳴りながら殴ってけがをさせた事件で、傷害容疑で指名手配された宮崎文夫容疑者(43)が運転していたのは、代車として借りたドイツ製の白い高級SUVで、返却期限を越えて約2000キロ走行していたことが17日、捜査関係者らへの取材で分かった。同じ車によるあおり運転は愛知県と静岡市でも確認されている。

 横浜市のディーラーによると、7月21日、修理を依頼してきた宮崎容疑者に試乗用のSUVを貸し出した。当初3日間の予定が返却されず、25日に宮崎容疑者から「仕事で大阪にいて返却が遅れる」と電話があった。

 25日に愛知県警からあおり運転にこの車が使われた可能性があると連絡があり、8月5日、宮崎容疑者に伝えると「身に覚えがない」と否定したという。返却されたのは常磐道の事件翌日の8月11日で、訪れたのは代理人と名乗る3人だった。

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