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醍醐虎汰朗&森七菜「天気の子」雨のち晴れ 注目作の主役で変わった人生観

 2016年にアニメ映画「君の名は。」を大ヒットさせた新海誠監督(46)の最新作「天気の子」が、興行収入78億円突破とまたも大ヒット中だ。主人公・帆高役の俳優・醍醐虎汰朗(18)とヒロイン・陽菜役の女優・森七菜(17)は芸能生活3年足らずで2000人超から抜てきされた逸材。前作によって高まる世間の声や新海監督を超えようと努力した役作りの裏側、作品に出会って変わった人生観などを語り尽くした。

 7月19日の公開から8月12日までに興収78億円、動員584万人を記録と、興収250・3億円の「君の名は。」に続く大ヒットに、2人は「人生変わりました」と声をそろえた。

 2000人が名乗りを上げたオーディションを勝ち抜いたシンデレラボーイ&ガール。森は「信じられない」と目を潤ませ、醍醐は「これからが本番」と自らを奮い立たせた。

 昨年12月の製作発表を経て、本格的に役作りに入った。台本だけでなく、新海監督から渡された、監督自身が全てのキャストの声を当てているビデオコンテ(Vコンテ)が映画の世界観や役柄をつかむヒントだった。

 5月、1カ月に及ぶアフレコに立ちはだかった強敵は新海監督だった。Vコンテだけでなく、演技指導でも声優顔負けの演技を繰り出し、森は「新海監督の方がはるかに陽菜の声に聞こえた」と悔しさをにじませた。

 2人は「新海監督を超える」という目標達成のために、休憩時間を惜しんで猛特訓。演技を見せ合い、ダメ出しをもらう。1カ月の共闘生活を通して「2人じゃないと演じられていない」と確かな絆を築きつつ、演技を磨き合った。

 新海監督が生み出す映像美、RADWIMPSの音楽が魅力の本作に命を吹き込み、大ヒットとともに知名度も急上昇中だが、これまでの道のりは“晴れ”ばかりでなかった。

 醍醐は下積み時代にエキストラを1年経験。目指す場所が定まらず「自分を見失っていた」と告白する。森もオーディションに落ち続けるなど「このまま消えてしまうんじゃないか」という不安な日々を過ごしていた。

 チャンスをつかんだ2人は、現在を「夜明け前」(森)、「快晴」(醍醐)に例える。興収やSNSなど目に見える形で作品や自身が評価され、森は「見えなかった明日がやっと見えるようになった」と、晴れやかな表情を浮かべた。

 女優の上白石萌音(21)は「君の名は。」出演がきっかけでブレーク。森も映画が「Last Letter」(来年公開)など3本、醍醐は主演舞台が決まっている。

 日本中の注目を集める今、どこを目指しているのか。醍醐は「目の前のことをこなして自分の思い描く一流の役者につなげたい」、森も「肩の力を入れずお芝居をしたい」と話した。名刺代わりの作品を携え、自然体で大きく羽ばたいていく。

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