故井上ひさしさん三女の麻矢さん 父を「とりつかれていた」
劇作家で2010年に亡くなった、井上ひさしさんの三女・井上麻矢氏が3日、都内で、代表を務めるこまつ座の舞台「母と暮せば」の上映とトークイベントを行った。
麻矢氏は「家にいるときは書斎にいた。物を書いて生きていこうと思っている人はどこか取りつかれている」と回想。「ただ、野球を見ているときだけは普通の父だった」と明かし、亡き父に思いをはせた。
同作は、15年に吉永小百合(74)と、嵐の二宮和也(36)出演の映画を、18年にこまつ座が舞台化。井上ひさしさんの構想を受け継いだ「戦後“命”の三部作」の一作で、映画の監督だった山田洋次氏が舞台版の監修も行った。麻矢氏は、「映画でしかできないことと、舞台でしかできないことがある」とそれぞれの魅力を説明した。
