NGT「TIF」出演で活動再開 荻野「受け入れていただけるよう」研究生の加藤は後列へ

 新潟を拠点とするアイドルグループ・NGT48が3日、東京・お台場で行われたアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF) 2019」に出演。グループとしてパフォーマンスを行うのは27日に横浜スタジアムで行われたAKB48グループの「春フェス」以来、約3カ月ぶり。外部のイベントに出演するのは1月3日以来7カ月ぶりで、実質的な活動再開となった。

 冒頭、荻野由佳(20)が「今日、私たちがこのステージに立たせていただいたのは、34人全員で立たせていただきたいという思いから、スタッフさんにお願いして、このステージに立たせていただきました。デビュー前からNGT48を応援していただきました新潟の皆さまにまた受け入れていただけるよう、私たちを信じて、応援して待ってくださるファンの皆さまに、信じて待っていて良かったと思っていただけるように、精いっぱいパフォーマンスしたいと思います」とあいさつ。大きな歓声を浴びた。

 ステージでは、代表曲「Maxとき315号」、デビュー曲「青春時計」など5曲を披露。荻野は「不安もありましたが、たくさんの方が見に来てくれて、幸せな気持ちでいっぱいです」と爽やかな笑顔。本間日陽(19)は「私たちNGT48は、ここから全員で精いっぱい頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します」と声を震わせた。研究生の中には、感極まって涙を浮かべながらパフォーマンスを行うメンバーもいた。

 NGT48では昨年12月、当時メンバーだった山口真帆(23)が新潟市内の自宅で男性2人から暴行される被害を受け、1月に自身のSNS等で告発。他メンバーの関与を訴えたが、関与を否定する運営側と対立した。

 騒動の余波で、NGTは1月10日の劇場オープン3周年記念以来、定期公演やイベント出演を行えず、“開店休業”状態。4月21日に「千秋楽公演」としてチーム公演を行い、旧来の「チームN3」「チームG」を解体し、「1期生」と「研究生」に分けて再出発したが、以降も対外的な活動は一度も行っていなかった。

 TIFは世界最大のアイドルイベントで、NGT48以外のAKB48国内姉妹グループもすべて出演。NGTの出演メンバーは、1期生、研究生の34人全員で、荻野や中井りか(21)らに加え、SNSでの不適切な投稿により研究生に降格していた加藤美南(20)も登場。代表曲「Maxとき315号」では、従来の1列目ポジションではなく、後列でのパフォーマンスとなった。

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