宝塚花組次期トップ柚香光 本拠地お披露目は「はいからさんが通る」
宝塚歌劇団花組次期トップスター柚香光(ゆずか・れい)の本拠地・宝塚大劇場お披露目作品が、大和和紀氏の少女漫画を原作にした「はいからさんが通る」に決定したことが29日、同劇団から発表された。
同作は2017年に柚香と、現花組トップ娘役の華優希(はな・ゆうき)のコンビでシアター・ドラマシティと日本青年館で上演され、好評を博した。再演となる今回は、フィナーレナンバーも新たに加えられ、大劇場にふさわしくさらにバージョンアップする。
「はいから-」は、1975年~77年に連載された、大正ロマン華やかな東京を舞台に、眉目秀麗な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれる女学生・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋物語。テレビアニメや実写映画やドラマ化されている。
柚香は凛とした美貌で「ポーの一族」「花より男子」など少女漫画を舞台化した作品で、いずれも高い評価を得た。初演の「はいからさんが通る」でも、漫画から抜け出したような軍服姿を見せていた。
宝塚大劇場は2020年3月13日~4月20日、東京宝塚劇場は同5月8日から6月14日。