宮迫の処分撤回の撤回も…吉本発表ににじむ困惑、異例の記載

 吉本興業は26日、雨上がり決死隊・宮迫博之の契約解消処分を撤回すると表明した件について、一部報道が事実ならば、再び宮迫の処分撤回を撤回する可能性を公式ホームページで発表した。

 宮迫は19日発売の「フライデー」で金塊強奪事件の主犯格とされる人物との会合に出席し、金銭を受け取っていたと報じられた。宮迫は田村亮と行った20日の会見で、「金銭は2000%受け取ってない」と強く否定。吉本も宮迫の言葉を信じ、22日の岡本昭彦社長の会見で、宮迫の処分撤回を表明した。しかし、26日発売の「フライデー」で再び金銭授受の証言が報じられた。

 吉本がこの日発表した公式HPでの文面には、宮迫の発言への不信感も行間ににじむ。

 「宮迫氏は7月20日に国民の皆様の前で行われた田村亮との記者会見の場において、金銭受領の否定を強く主張されており、弊社のヒアリングに対しても『絶対に受け取っていない。2,000%受け取ってない。』とも主張されております。」と宮迫が今回の報道について金銭授受を強く否定したことを説明。

 その上で当初、宮迫が振り込め詐欺グループの宴席に同席した際に100万円を受け取っていたとする報道について認めず、後輩芸人たちにも口裏を合わせるよう指示した事実があることから、「弊社が行った『反社会的勢力主催パーティ参加の真偽確認』の際にも、宮迫氏より虚偽報告を受けていることから」と明記した上で、「弊社としてもどちらを信じていいのか、困惑しております」と記した。

 そして、「弊社としましては、宮迫氏の主張を疑うことなく信じておりますが、万一にも、一部報道が事実であれば、先日、会見の場で発表させて頂いたマネジメント契約解消の撤回についても、再度検討せざるを得ない状況です」と異例の記載。一方で、「しかし、我々としては宮迫氏の主張を信じ、同じテーブルについて頂けるよう、引き続き打診を続けていきたいと考えております」と宮迫の主張を信じたい思いとの板挟みであることを明かしている。

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