吉本 ジリ貧ギャラ改善へ 今の配分は「5対5か6対4」と明かす

 吉本興業の岡本昭彦社長が22日、都内で会見を開いた。反社会的勢力の会合に所属芸人が出演し金銭を受け取った問題で、吉本興業側が正式な会見を開くのは初めて。岡本社長は「コンプライアンスの徹底」と「芸人ファーストの徹底」を掲げ、低いことが自虐ネタのようになっている自社のギャラについて改善する意向を示した。

 契約書が存在せず、若手時代には舞台1回数百円などと言われる給料体系が、直営業に手を出さざるをえない一因とも言われる。契約に関しては個々との交渉になると前置きした上で、岡本社長は「ギャラに関してましては、いろいろ安い等々言われたりしてますけども、会社が9でタレントが1ということはまったくない。ざっくりとした平均値でいっても5対5から6対4」と説明。

 立場によって差はあり「一方で自社の劇場ではNSC(養成所)出たての子とかが、料金500円のイベントに出て、いろんな機材費やなんとか費を含めて(ギャラが)何百円とかいうこともあると思います。そこも我々含めて頑張って、仕事の機会を増やしていく中で、金額も変えていけたらと思います」と自社努力を約束した。

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