反社会勢力のパーティーで会社を通さない闇営業をしていたとして、吉本興業との契約が解消となったお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之（４９）が２０日、謹慎処分中のロンドンブーツ１号２号の田村亮（４７）とともに東京都内で謝罪会見を開いた。

　今回の騒動で家族の反応について聞かれると、宮迫は「妻は一般の人間なので『なぜ謝罪会見できないのか』と言っていた。会見させてもらえないということを話すと、『もう辞めた方がいいんじゃないか』と。『責任を取って、自分のせいなんだから、後輩たちを巻き込んでいるんだから引退を考えたら』と言われました」と、引退を勧められたことを明かした。

　一方で子供の話になると、複雑な表情になり「息子は大学生なので、正直、しっかりと話すことは逆にできていません。というか、ことの経緯を言おうとしたんですが、『分かった分かった』と離れていくので、彼が今どのように感じているのかは、父として失格ですが分からない」と戸惑う親心をうかがわせた。

　亮は「妻は『やっと（本当のことを）言えるのか』という気持ちで、今後どうなるか分からないけれど、本当のことを言ってしっかり謝罪してきなさいと言ってくれた。自分の子供に見せられるような会見にしなさいと言われました」と振り返った。